秩父産木材(秩父材)とは

現在、各地で地域産の木材「地域材」の活用が注目されています。その秩父バージョンが、「秩父材」。 私たちは、秩父地域の森林から伐採、搬出し、製材、加工した木材を、広い意味で「秩父材」と呼んでいます。

「秩父材」の産地の証明方法

埼玉県には、さいたま県産木材を証明できる認証制度があります。この認証制度を利用することで、秩父地域の森林から伐採、搬出し、製材、加工した木材=「秩父材」であることをきちんと証明することができます。詳しくは下記ホームページをご覧ください。

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「秩父材の魅力をもっと知りたい!」という方は

平成3年に設立した「秩父地区木材利用拡大検討会(愛称:「もくりかく」)は、秩父の木材をどのように有効に使い、利用を広めていくかを検討するために、秩父地域の森林・林業の関係者が集まってできた団体です。木材の魅力を発信し続ける「もくりかく」のホームページでは、秩父材の魅力をご紹介しています。ぜひご覧ください。

「地域材」のことを考えてみよう!

地域で生産したものを、その地域で消費する「地産地消」は、野菜などの食べ物でよく耳にしますが、林業でも「地産地消」はとても大切なことです。

地域の木材を地域で使うことは、地域の森や山を守り、森林・林業を活性化することになり、木材の輸送距離が短くなることで、その分輸送にかかる二酸化炭素(CO₂)の排出量を減らすことにもつながります。


木材の輸送エネルギーを、輸送の過程で排出するCO₂の量で表したものを「ウッドマイレージCO₂」と言います。大型タンカーなどで海外から運ばれてくる外材に比べて、地域材はウッドマイレージCO₂を大幅に削減することができ、環境にやさしい木材と言えるでしょう。
埼玉県には、秩父地域の「秩父材」や、県南西部(西川林業地)の「西川材」などの地域材があり、様々な建築物等に使用されています。