森の活人とは

このたびは、「森の活人」にご訪問いただきありがとうございます。

平成24年5月に設立した当協議会は、秩父地域1市4町(秩父市、横瀬町、皆野町、長瀞町、小鹿野町)がともに手を取り合い、安心して暮らせる地域を作っていくために策定された「ちちぶ定住自立圏共生ビジョン」のもと、森林の有効活用を通じ、健全な森林の育成と循環型社会の構築、地域経済の発展を目指した取り組みを推進しています。

これまでに、森林施業の効率化や地域産木材利用の推進事業などを積極的に行う事業者・団体への支援、森林分野に関する行動計画の策定と実行、3Dレーザ計測による森林資源量調査などのさまざまな事業を継続して行っており、今後も秩父地域の林業再生を図るべく積極的な取り組みを推進してまいります。

このホームページが、森林そして林業に関わる皆様をつなぐ架け橋となり、多くの方が「森の活人」となって秩父の森林・林業のためにご活躍されることを願っております。

秩父地域森林林業活性化協議会会長

「森の活人」とは

「森の活人」とは、山を想い、森を知り、木を知り、それらを守り、活かすことができる人のことを表す、私たちが考えた造語です。このホームページは、秩父地域の森林・林業に関するさまざまな情報の発信基地。多くの方が「森の活人」になっていただけるよう、便利で、ためになる様々な情報をお伝えしていきます。

「森の活人」で行なっている事業

ちちぶ定住自立圏森林整備・活用に関する行動計画の策定(平成25年3月22日)

この計画は、当協議会の目的を達成するための具体的な実行計画として位置付けられたものです。行動計画の骨子は、秩父地域の森林活用に必要な具体策を体系的にとりまとめた6つのテーマから成り立っています。
ちちぶ定住自立圏森林整備・活用に関する行動計画

下記2つの資料は、当行動計画の策定の基となったものです。

埼玉農林業・農山村振興ビジョン
埼玉農林業・農山村振興ビジョン秩父地域プログラム

秩父地域森林活用等創出支援事業(平成24年度~)

当協議会では、森林資源を生かした産業の再生を目指しながら、秩父の森林を蘇らせていく活動を支援しています。この事業では、森林保全・活用を目的とする将来性・持続性のある新たなビジネスプランなどに対して補助金を交付しています。

これまでの取組事例は「>森の活人 取り組み事例」をご覧ください。
今年度の事業については「>今年度の事業概要」をご覧ください。

ちちぶ「木の駅プロジェクト」事業(平成26年度~)

平成25年度に、秩父広域森林組合の事業として開始。平成26年度からは当協議会の事業として実施しています。山にある林地残材を出荷していただき、それを地域通貨で買い取り、まちも森も元気になる事業として秩父地域で広がりをみせつつあります。

啓発事業 ホームページ「森の活人」公開事業(平成25年度~)

平成26年4月に公開された当協議会ホームページ「森の活人」は、住民から事業者まで、あらゆる立場の人々が持っている「山や木のことで漠然とした目的はあるけど、どこに、何を聞いたらいいかわからない」という悩みを解決することを大きな目的とするほか、当協議会や関係団体のPRの場としても機能させるために開設されました。秩父地域森林林業活性化協議会ホームページ等運営要綱

啓発事業 各種イベントへの参加・出展(平成27年度~)

当協議会では、森林・林業、木材利用推進、さらに「木育」に関する各種イベント・催しへの参加・出展を積極的に行っています。今後のイベントについては、「>お知らせ・更新情報」または>公式facebookページにおいて随時お知らせをしますので、ぜひご確認ください。

秩父地域の森林林業における新規就労希望者への支援事業(平成29年度~)

森林林業分野へ新規就労を希望する方が研修・講座等へ参加する際の費用を補助します。
詳細はこちらをご覧ください。

 

森林資源量調査事業(平成25~26年度)

近年、単木単位の管理を行うために、3次元レーザースキャナーによる森林計測を行い、森林の地形や、その中の立木一本一本の位置、形状、材積、曲り等の品質をデジタル化して情報として管理し、伐採、搬出、販売等に活用できる技術が開発されています。協議会では、このシステムの本格的な導入を目指し、秩父地域の山林から調査地を抽出し、実証実験を行ってきました。

平成26年度には、関連事業として「秩父地域森林アーカイブス構築事業」を実施し、森林資源量調査事業の調査データを活用した「ちち森立木データマップ」を平成27年5月に一般公開しました。
※平成28年度からは、秩父市実施事業の計測データを追加公開しています。