「創業100年、挑戦し続ける老舗企業」

 

「ホウ酸塩処理」が、住宅をシロアリから守る!

 

近年は、住宅のシロアリ対策にも力を入れてますね。

 

ええ、そうなんです。シロアリは住宅の天敵ですが、当社が力を入れているのがプレカット材へのホウ酸塩処理です。

 

シロアリ対策について説明をする小池社長

シロアリ対策について説明をする小池社長

建築基準法でも、住宅の構造耐力上主要な部分については地上1mまでシロアリ対策をしなさい、という決まりがありますが、合成殺虫剤は3年から5年もたつと効果がなくなり、シロアリや腐朽菌に対して無防備になってしまいます。

 

本来であれば再処理が必要なんですが、壁をいちいち剥がしてまでやる人はあまりいないので、シロアリ被害は後をたたないというわけなんです。

 

世界では多くの地域でホウ酸塩による防腐処理を行っているんですが、国内にはまだあまり普及していません。私たちが使用しているホウ酸塩は、鉱物から生成した物質で、水に溶けやすい粉末状態に加工したもの。ホウ酸塩が木材保存剤として最適である理由が、健康的影響が心配される農薬系薬剤とは違って人畜無害であること、効果が持続すること、そして、他の固着型の薬剤とは違って水溶性ですので、芯まで拡散・浸透できることですね。

 

木材にホウ酸を加圧注入する大型設備

木材にホウ酸を加圧注入する大型設備

日本に生息するシロアリは、全国で見られるヤマトシロアリと温暖な地域にみられるイエシロアリで、これらは地中に大きな巣をつくって、家の床下から侵入する「地下シロアリ」といわれています。昨今問題となっているのが、アメリカカンザイシロアリという種類のアリです。もともと輸入木材や輸入家具を介して日本に侵入したんですが、「カンザイ(乾材)」という名のとおり、乾燥した小屋裏の梁などの中に巣食うんです。天井、屋根裏が主に被害にあうので、土台部分だけではなく、建物全体に防腐処理が必要だ、ということなんです。 

 

現場で薬剤を塗付するのでもいいのですが、部材の組手の部分、合板を貼ったところ等は処理が不十分になりますので、プレカットした段階で処理をしているというのがポイントなんです。ちなみに、水溶液処理が不向きな合板などについては、乾式ガス処理も行っています。

 

林家たい平師匠、「ホウ酸住宅永続和讃」を大いに歌う!

 

聞くところによると、林家たい平さんにホウ酸塩のテーマ曲を歌ってもらったとか。

 

 

そうなんですよ。秩父出身の落語家、林家たい平師匠にこのホウ酸塩の話をする機会がありまして、私がテーマ曲を作ろうとして書いた歌詞をお見せしたところ、なんとアドリブで歌ってくれたんです!

 

曲はまだないことを伝えると、たい平師匠の母校・秩父高校伝統の応援歌である「逍遥歌」のメロディーで歌えるぞ、ってことになって、即興で歌い始めたんです。さすが師匠だなと思いましたね。場も大盛り上がりになって、二番までリクエストしてしまいました(笑) 皆さんにもぜひお聞きいただきたいですね。

 

(株)ウッディーコイケホームページでも聞くことができます。 

 

 

見えるところに木をつかう。耐久性のあるスギの外構部材を開発

 

他にも木材の耐久性を図る開発をされていると伺いましたが、どんなものなんでしょうか。

 

試験設置をしている「もちすぎ」のフェンス

試験設置をしている「もちすぎ」のフェンス

当社では、住宅用建材の他に、外構用木材も開発しています。画期的な耐久性を追求した、その名も「もちすぎ」という製品です。 

 

これまで、木はどうしても腐ったり劣化してしまうため、外構部材としては難がありました。しかし当社では、ホウ酸塩を加圧注入した後、さらに「WOOD AID(ウッドエイド)」という、ホウ酸と相性の良いシリコン系の撥水剤を塗った木材を開発し、数年前から販売しております。 

 

ちなみに、当社工場の外壁の一部(国道沿い)に、数年前に試験的に「もちすぎ」のフェンスを設置いたしましたが、西日があたる過酷な環境にもかかわらず、今のところ劣化はしていませんね。

 

住宅用建材には木材が最適なのはもちろんなのですが、ウッドデッキやフェンスなど、外で目につくところに木を使うことで、建物全体に温かみのある、やわらかい印象を与えることができます。それと、お客様から外壁の一部に木を貼りたいとの要望を受けて、外壁用の製品も開発しました。建物には厳しい防火・耐火の規制がありますが、壁板の内側に不燃材を使用することで、基準もクリアできています。

 

さらに、この「もちすぎ」は、秩父地域にも豊富にあるスギを使用しています。耐久性をクリアすれば、地域のスギ材の用途が広がりますよね。

 

丸太が空を飛んだ!雲取山荘もウッディ-コイケ社製です 

 

最後に、山に関する思い出深いエピソードなどありましたらお聞かせください。 

 

雲取山荘をうちで施工したときのことはよく憶えていますね。もう10年ほど前になるかと思います。スギ材のログハウスを手掛けたんですが、なにせ山の上が現場ですから、プレカット工場で加工した材をヘリコプターで運ぶんですよ。 

 

小池文喜社長材料だけならまだしも、重機も全部解体して部品をヘリで運んで、現地で組み上げて使って、完成したらまた解体してヘリで下ろして、と大変でしたね。今となっては良い思い出です。

 

ボーイスカウトの活動で、子どもたちを雲取山荘に連れて行ったりもしました。それと、工場に木端はたくさんありますから、工作用に持って行って子どもたちに木工体験をさせたこともありましたね。ちょっと加工が難しいものは工場で職人さんに頼んだり、そういうのはうちならではといったところでしょうか。これからも、子どもたちが小さなころから木と触れ合う機会が増えていけばいいですね。

 

これからも地域の木材業の発展のために頑張ってください!本日はありがとうございました。 

 

 


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