秩父の「カエデ」活用

躍進!秩父の「カエデ」活用

秋になると、山々を赤や黄色に染め上げ、訪れた人々の心を和ませてくれる「カエデ」。万葉集の時代には、その葉の形がカエルの手に似ていることから「かへるで」と呼ばれたとか。今も昔も、わたしたち日本人の心をひきつける身近な樹です。
ここ秩父は、その独特な気候、地形、地質などのさまざまな理由で、国内にあるカエデの種類のうち、そのほとんどが自生している日本でも珍しいところ。近年、秩父で産声を上げたカエデ活用の取り組みは、カエデの樹液、すなわちメープルを生産して地域の新たな特産品をつくると同時に、山に木を植え、私たちに恵みを与えてくれる地域の森を守っていこうというもの。森が育んでくれた甘くて香り高いおくりものは、新たな林業の形、そして地域を元気にする活力の源となりました。

秩父の森を活かした「和メープル」


「和メープル」は、秩父の森を活かすための登録商標。自然の森から生まれ、自然の森を育むすべての商品には、この登録商標が認められます。収益は秩父の森を育てます。
使用に際しては、NPO法人秩父百年の森事務局までご連絡ください。

「和メープル」関連商品取扱店

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世界に挑戦!「秩父カエデ糖」


秩父産カエデの樹液(メープルシロップ)などを活用して、秩父を代表する新たなお菓子づくりに取り組んでいる、お菓子な郷推進協議会の商標登録。モンドセレクションを受賞した商品もあり、全国、さらには世界に向けて挑戦し続けています。

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